5/15 14肢目:趾間過形成 

削蹄をしたのに足を痛がると診療依頼があった。


蹄を見ると、蹄踵間に大きな異物ができていた。触ると、とても痛がり、大暴れをしてしまう。どうしようかとしばし悩んだが、雨の勢いも強くなってきたので、思い切って切除した。


当然、切除部位からはシャーシャーと出血した。さらに、蹄底潰瘍も認めた。どうやら、潰瘍部と切除した異物が繋がっていそうだが、とても痛がるので詳しくは後日にまた見ることにした。ひとまず、圧迫包帯して終了だ。


切除した異物は約4cm大であった。断面は蹄の構造を有していた。もしかすると、スピロヘータ感染による、過形成だったのかもしれない。

僕らもウオノメが、常に地面に触れていたらきっと痛いだろう。異物が再生されないことを望む。

5/7 第四胃左方変位の再手術 

導入したばかりの牛が、分娩後すぐに食欲不振に陥り、第四胃左方変位に至った。しかし、その牛は、前回の手術手術跡の左下が腫脹しており、排膿の跡が見られた。

内科療法でも治らず、本日はその牛の第四胃左方変位の再手術であった。恐ろしい手術にならなければ良いが…


前回の固定部位は大網としっかり付着していたが、伸びており、第四胃は左方へと変位していた。前回の固定部位は、皮膚の腫脹部位と同じ部分であった。

前回の固定部位を外そうと鈍性剥離していると、皮膚の腫脹部位から明らかに排膿してきた。どうやら前回の固定部位から糸を伝って瘻管を形成していたようだ。

整復の邪魔になるので、仕方なく前回の固定部位と糸は切った。もし、瘻管内に多量の膿が入り込んでいたら、腹膜炎の原因になるかもしれない…。

このようなことが起こらないよう、野外においても手術は少しでも衛生的になるように心がけるべきであると思った。

5/6 雨上がる/アオサギ健在 

ゴールデンウイークは、雨続きであった。

しかし、被害は甚大で、川は増水して、河川敷は水浸しとなった。収穫をすぐに控えたイタリアングラスは台無しになった。つまり、昨年の放射能の影響に続き、二年連続で一番のサイレージが与えられなくなってしまった。牛屋さんへの打撃は大きい。



とあるアオサギの繁殖する沼へ調査へ行く。


一番下に作られていた巣も、何とか水を被らずに済んだようだ。いくつかの巣では、パンクスタイルの雛が孵っていた。うまく雛を撮るのは難しく、あえなく時間切れになってしまった。


調査後、野田市の次期総合計画の会議へ。

下手に書記になったがために、野田市の水辺環境の提案書を作らなくてはならない。が、自分の意見はふんだんに盛り込める(笑)。

最近は原稿作りに追われることが実に多くなった。が、文書力は向上していないような?

4/30 @渡良瀬、ギンイチモンジセセリ 

渡良瀬遊水池へ子供も連れて遊びに行った。


初めてのチョウがたくさんいた。これは、ギンイチモンジセセリ。

鳥はまともに見ていません。が、ムナグロやキョウジョシギが田んぼにいた。葦原ではオオヨシキリがわんさか鳴いていた。

帰り際にサギのコロニーへ様子見にいくと、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アマサギ、ゴイサギ、アオサギがおり、オールスターズという印象。すでに抱卵している気配。もうそろそろゴイサギの卵は孵化するかしら?



卵と言えば、20年前に採卵したと思われる凍結受精卵を移植した経産牛の受胎を確認した。この受精卵、受胎確認は2頭目。牧歌的なホルスタインが出てくるのかしら?少し楽しみである。

4/29 ミキサーの刃 

先日お会いした餌屋さんに感動してしまった。


とある農家のTMRの餌を見て、乾草が引き千切られていると指摘した。


TNRのミキサーを見に行った。


出口近くを中心に、刃がベコベコに曲がっていた。かれこれ2年ぐらい変えていなかったらしい。

僕はこの農家にずっと通っていたが、その事実に気づかなかった。

少しついてきた自信が、同様に折れ曲がった。。。実に不甲斐ないと思った。




気付けば、足下にアゲハ。僕も飛び立ちたい。